『福音宣教』8・9月号
A5判 72ページ
ISSN0910-7118
『福音宣教』次号予告
2016年10月号予告は8月末です。
キリストを伝えるカトリック月刊誌
福音宣教
2016年 年間テーマ
神の国の幸い――「真の喜び」に出会う
信仰を養うためのヒントを分かち合い、
社会を福音の価値観から見つめ直すための
特集・連載記事をお届けします。
福音宣教 2015年のご案内
月刊・毎月15日発行 年間11回(8.9月合併号)
1部定価:本体500円+税 送料別
年間購読料(税・送料込)
国内6300円、海外船便6800円

航空便第1地帯(アジア)8100円
航空便第2地帯(欧州・北米)8800円
航空便第3地帯(アフリカ・南米)9600円


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 2016年8・9月号 


つうしん から
◇年間特別企画「証しの人・ユスト高山右近」は、髙橋敏夫師とレンゾ・デ・ルカ師の対談の最終回です。右近が船出の前に認めた日本訣別の書状から読み解ける事柄について話されます。
◇森岡正博氏によるオリエンス・セミナーも今号で最終回です。講演後になされた質疑応答をもとに、その後ご自身が思索されたことも含めて、回答の形で全体を総括してくださいました。
◇フォーラムではまず、立教大学チャプレンの金大原師に、戦時下日本で獄死したキリスト教詩人、尹東柱をご紹介いただきました。彼の瑞々しい感性あふれる詩は、『空と風と星と詩』(岩波文庫刊)でお読みになれます。宮永久人氏は肉親を亡くされたとき思い浮かべたコヘレトの言葉を手がかりに、いのちをつなぎ、ともに生きることに思いをめぐらされます。テゼの集いの中心メンバーである吉田慎一郎氏には、日本語によるテゼの聖歌作曲までの信仰の歩みをお話しいただきました。
◇今月の特集は「いのちの喜び」です。一つ目は、ご自身の病気の体験から得られた気づきをまとめたイエズス会の故ミゲル・ラフォント師の遺稿を掲載いたします。あわせて植栗彌師がラフォント師の経歴と生前のお人柄をご紹介くださいました。また、十代、二十代の生きづらさを抱える女性への支援を続ける橘ジュン氏は、その活動内容とともに彼女たちの置かれた現実について報告してくださいます。阿部慶太師は、高校三年生のひと夏の体験についてご執筆くださいました。真夏の夜の訪問者、老宣教師からの話など、その後の生き方を決めるきっかけとなった教会での興味深い出来事です。
◇連載では、よい学習環境のために、ケニアから日本製の中古マイクロバスを買いつけに来た笑顔のすてきな肝っ玉母さんについて菊地功師がご紹介くださいます。教皇さまは「どうせ何をしても変わりはしないだろうと考えるときには希望を思い出しましょう」とおっしゃっています。神谷秀樹氏は、そのような希望と勇気がわいてくる日米の人物を取り上げてくださいます。坂野正則氏は、通常のフランス宗教史から離れ、夏の番外編としてヴェネチアの教会堂への旅にいざなってくださいました。森裕子氏は、芸術家の創作活動の営みについて触れ、それは私たちの霊的な生活のヒントにもつながると指摘されます。今号の「生活の中に福音が響く」は、大分教区の高橋和希師と福岡教区の森山信三師に八月、九月分をご担当いただきます。平和旬間や聖母被昇天など、晩夏から初秋にかけての黙想にご活用ください。

巻頭言

◆いのちの喜びの秘訣  
  田畑邦治

年間特別企画 証しの人 ユスト高山右近
                 ――列聖列福に向けて⑦

◆対談 南海に赴き命を天に懸け名を流す 如何
  ――右近の日本訣別の書状
  レンゾ・デ・ルカ×髙橋敏夫

オリエンス・セミナー

◆宗教なき時代における「宗教性」
  ――「ゆるし」を手がかりに(下)
  森岡正博

フォーラム

◆詩人、尹東柱を記念する
  金 大原
◆コヘレト、その先へ
  ――人生の終わりにアレルヤを歌おう
  宮永久人
◆歌に祈りを響かせて――作曲者にきく
  「新しいいのち」の吉田慎一郎さん
  黒川京子

月間テーマ いのちの喜び

◆病気が私に教えることとは?
  ミゲル・ラフォント
    ミゲル・ラフォント師のこと  植栗 彌
◆「遠い親戚」になったつもりで
  ――「BONDプロジェクト」の活動
  橘ジュン
◆教会に泊まって
  ――いのちを回復する場との出会い
  阿部慶太

連 載

◆「真の喜び」に出会った人々⑧
  笑顔で皆を引っ張る人
  菊地 功
◆聖フランシスコの「清貧」の精神と現代社会⑧
  現代社会に見出す「希望」
  神谷秀樹
◆重なりあう軌跡・響きあう信仰
  ――近世フランス史への招き⑧
  番外編 ヴェネツィアの教会堂
  坂野正則
◆[司祭リレー連載]生活の中に福音が響く⑧⑨
  ――年間第19主日~年間第22主日
  主の平和がこの世界に来ますように
  高橋和希
  ――年間第23主日~年間第26主日
  神の憐れみを求めて
  森山信三
◆主に向かって新しい歌を歌おう
  ――モーツァルトの音楽に伴われて⑧
  アンサンブルの醍醐味――飛び立つ瞬間 
  森 裕子

◆つうしん