『福音宣教』7月号
A5判 72ページ
ISSN0910-7118
『福音宣教』次号予告
2016年8月号予告は6月末です。
キリストを伝えるカトリック月刊誌
福音宣教
2016年 年間テーマ
神の国の幸い――「真の喜び」に出会う
信仰を養うためのヒントを分かち合い、
社会を福音の価値観から見つめ直すための
特集・連載記事をお届けします。
福音宣教 2015年のご案内
月刊・毎月15日発行 年間11回(8.9月合併号)
1部定価:本体500円+税 送料別
年間購読料(税・送料込)
国内6300円、海外船便6800円

航空便第1地帯(アジア)8100円
航空便第2地帯(欧州・北米)8800円
航空便第3地帯(アフリカ・南米)9600円


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 2016年7月号 


つうしん から
◇今月は、日本の行く末を選択する大切な選挙が予定されています。巻頭言では、菊地功師が今日の政治を議論するにあたって、私たちがまず考えるべき前提をご提言くださいます。
◇年間特別企画「証しの人・ユスト高山右近」は、髙橋敏夫師とレンゾ・デ・ルカ師の対談第三回を掲載いたします。今回は「利休七哲」である右近と古田織部に注目し、瀬戸内の港町「室津」を舞台に、髙橋師の大胆な仮説が展開されます。
◇オリエンス・セミナーでは森岡正博氏の講演第二回目を掲載いたします。信仰を特に持たない人たちが宗教から学べること、また無宗教者が持っている「宗教性」について言及しつつ、「ゆるし」をめぐる態度や行動が宗教、無宗教をつなぐ架け橋になるのではないかとの持論を披露してくださいます。
◇フォーラムでは、長くパリに在住された正木聖美氏が、政教分離を建前とするフランスが見せる、興味深いもう一つの顔をご紹介くださいました。
◇今月の特集は「ゆるしの喜び」です。「ゆるしは神が与えてくださった贈り物」とおっしゃる渡辺義行師は、幼少の頃から現在に至るまでの「ゆるし」に関わるご自身の体験や見聞を優しい口調でまとめてくださいました。太田実師は、ゆるしの秘跡の歴史とキリスト信者の霊性との関係を解説し、この秘跡をより理解できるよう導いてくださいます。澤田愛子氏は「ホロコーストとゆるし」という難題に挑んでくださいました。ナチの絶滅収容所から生還した一人の男性の壮絶な体験を振り返りながら、そこに見える「ゆるしの可能性」を考察していきます。
◇連載では、菊地功師がカリタスバングラデシュで最貧層の子どもたちへの教育提供プログラムを立ち上げた人物をご紹介くださいます。彼の「行動のためには倫理性と霊性が不可欠」との言葉が印象的です。神谷秀樹氏は果樹園経営の一例を取り上げて事業を行う目的を検討されます。私たちは何のために仕事をするのか、今一度考えたいものです。十七世紀にアジアに派遣されたパリミッションの二人の対照的な宣教師について坂野正則氏が、またオペラ『フィガロの結婚』に流れる「ゆるし合い」への神の祝福について森裕子氏がご執筆くださいます。「生活の中に福音が響く」では、鹿児島教区の山口好信師が福音の分かち合いとともに、期待される教会の新しい姿についても率直に語ってくださいました。
◇今月末からのWYDクラクフ大会に参加される方々にとって、実り多い巡礼となりますようお祈りいたします。

巻頭言

◆何かが欠けていないか?  
  菊地 功

年間特別企画 証しの人 ユスト高山右近
                 ――列聖列福に向けて⑦

◆対談 右近と織部
  ――表に立った人、陰に隠れた人
  レンゾ・デ・ルカ×髙橋敏夫

オリエンス・セミナー

◆宗教なき時代における「宗教性」
  ――「ゆるし」を手がかりに(中)
  森岡正博

フォーラム

◆パリのエトランジェが出会った「教会の長女」
  正木聖美

月間テーマ ゆるしの喜び

◆ゆるされ、ゆるし合って
  渡辺義行
◆ゆるしの秘跡の霊性
  太田 実
◆ナチ絶滅収容所から生還した人にとって
  「ゆるし」はあるのか
  澤田愛子

連 載

◆「真の喜び」に出会った人々⑦
  喜びの光をもたらす人
  菊地 功
◆聖フランシスコの「清貧」の精神と現代社会⑦
  事業を行う目的と果実の評価
  神谷秀樹
◆重なりあう軌跡・響きあう信仰
  ――近世フランス史への招き⑦
  「うごく」司教と「とどまる」司教
  坂野正則
◆[司祭リレー連載]生活の中に福音が響く⑦
  ――年間第14主日~年間第18主日
  福音と教会のはざまで 
  山口好信 
◆主に向かって新しい歌を歌おう
  ――モーツァルトの音楽に伴われて⑦
  神のまなざしを味わう――フィガロの結婚 
  森 裕子

◆つうしん