『福音宣教』12月号
A5判 72ページ
ISSN0910-7118
『福音宣教』次号予告
2017年1月号予告は11月末です。
キリストを伝えるカトリック月刊誌
福音宣教
2016年 年間テーマ
神の国の幸い――「真の喜び」に出会う
信仰を養うためのヒントを分かち合い、
社会を福音の価値観から見つめ直すための
特集・連載記事をお届けします。
福音宣教 2015年のご案内
月刊・毎月15日発行 年間11回(8.9月合併号)
1部定価:本体500円+税 送料別
年間購読料(税・送料込)
国内6300円、海外船便6800円

航空便第1地帯(アジア)8100円
航空便第2地帯(欧州・北米)8800円
航空便第3地帯(アフリカ・南米)9600円


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 2016年12月号 


つうしん から
◇年間特別企画「証しの人 ユスト高山右近」は、大阪教区大司教の前田万葉師とレンゾ・デ・ルカ師の対談最終回。今回は、右近も大切にした家庭と教会共同体についてのお話です。また、一年間ご担当いただいたレンゾ師には全体のまとめもご寄稿いただきました。
◇フォーラム一つ目は、今年帰天百年を迎えた福者シャルル・ド・フコーを取り上げます。イエスの小さい兄弟会の太田勝師が、シャルルとイスラムとの出会いという視点からその霊性を振り返り、宗教対立を超えた世界の可能性を提示してくださいました。二つ目は先月に続いて、哲学者・加藤信朗氏へのインタビューです。「与えられたいのちを与え主に返すまで、感謝と喜びをもって生きる」という九十歳の碩学の言葉が印象的です。また画家として活躍され、現在後進の指導にもあたられている八木美穂子さんは、信仰との出会い、作品、ご自宅のある与論島について語ってくださいました。
◇今月の特集テーマは「喜びの教会」です。海老沢基嗣師は担任されている野の花伝道所の活動をおまとめくださいました。不登校の子どもたち、精神障害を抱える人々、そして子ども食堂へと広がるその歩みは、「ふつうの教会」の枠組みを超えた興味深い実践とも言えるでしょう。また、来日から半世紀以上たつイエズス会のマヌエル・アモロス師は、日本の教会へのメッセージを語ってくださいました。福音書にはたくさんの「喜び」が記されているのに、教会はそういう場になっているでしょうかと問いかけられています。
◇各連載は今号で最終回を迎えます。菊地功師は、歴史的にも複雑な経緯をたどり、今なお紛争の続くパレスチナに平和をもたらす活動にあたっている女性をご紹介くださいます。神谷秀樹氏は、連載の軸となった二人の「フランシスコ」の視点から、現在の教会への率直な思いを述べられています。フランス革命とキリスト教を論じられた坂野正則氏は、宗教に関わる現代的課題に対して、歴史から学ぶ大切さを示唆されています。森裕子氏は、モーツァルトと日本との関わりの話題から、神に向かって心が開かれていくような日本語聖歌の誕生が課題であると指摘されています。「生活の中に福音が響く」では、東京教区の赤岩聰師が、主の降誕を祝うにあたっての心の準備の糧となる論稿を寄せてくださいました。なお、本リレー連載は、著者を信徒、修道者に広げて来年度も継続いたします。
◇来年度も引き続き小誌のご愛読をよろしくお願い申し上げます。皆さま、よいクリスマスをお迎えください。

巻頭言

◆教会と原発問題 
  久保文彦

年間特別企画 証しの人 ユスト高山右近
          ――列聖列福に向けて 最終回

◆対談  冬の虹 仰ぎて行くや 右近祭
  前田万葉×レンゾ・デ・ルカ

フォーラム

◆現代から見つめ直す
  福者シャルル・ド・フコーの霊性
  太田 勝
◆この人に聞く 
  イエスとともに生きる、自然のうちに生きる
  哲学者・加藤信朗さん(下) 聞き手 黒川京子
◆筆に祈りを託して
  画家・八木美穂子さん――静謐を描く
  聞き手 編集部

月間テーマ 喜びの教会

◆居場所・人のつながり・地域再生へ
  ――野の花伝道所の歩みと活動
  海老沢基嗣
◆コミュニケーションから始まる福音宣教
  マヌエル・アモロス

連 載

◆「真の喜び」に出会った人々 最終回
  平和を実現する人
  菊地 功
◆聖フランシスコの「清貧」の精神と現代社会
  最終回
  宣教活動に関する教会の役割
  神谷秀樹
◆重なりあう軌跡・響きあう信仰
  ――近世フランス史への招き 最終回
  近世から考える革命と近代
  坂野正則
◆[司祭リレー連載]生活の中に福音が響く⑫
  ――待降節第2主日~主の降誕
  主の降誕を祝う
  赤岩 聰
◆主に向かって新しい歌を歌おう
  ――モーツァルトの音楽に伴われて 最終回
  モーツァルトと日本 
  森 裕子

◆つうしん