本文へスキップ
 
WWW を検索 本サイト内 の検索

カトリック通信講座について―― 一つの群れになれるように ――




オリエンス宗教研究所所長
淳心会司祭 C.コンニ

 日常会話の中で、「私のような者が教会に行ってもいいですか」という問いをよく耳にします。そんな質問の中に、日本社会における多くの方が持つ教会へのイメージが表れています。言ってみれば、教会は特別な人のためのもの・閉鎖的なところ・仲良しクラブなどといったイメージがあり、また無宗教者が立ち入る場所ではない、と考える人も少なくありません。
 もしかすると、そのような考えは信者の振る舞いから伝わっていくのではないかと思われます。私たちはいかに神の愛を実践しているかが問われます。しかし事実、教会は隔てなく全ての人を受け入れ、とりわけ弱い立場に置かれている人を大切にしなくてはなりません。それこそが開かれた教会です。様々な理由で教会まで足を運んでくる方に心を配り、温かく迎えることはキリスト者の役目でもあります。
 そこで、次の主の言葉を思い出します。「わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。…その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる」(ヨハネ10・16) 。神の民の群れである教会の中に生きる信者も、教会外の人々も、羊として、主イエスを知り、その声を聞き分け、そして一つの群れになっていくことができるよう切に願います。
 それがまさに一致への第一歩であり、民族・国境・性別を越えて、愛の福音を広め、キリストにおける人類共同体を築いていく道です。神様は、囲いの内と外という境界線を越えて、全ての人を捜し求めておられます。よい羊飼いが私たちを守り、人生の苦悩を背負い、和らげてくださいます。そして羊飼いと共に交わりをもって生きること…これ以上の喜びはないでしょう。
 本講座が、キリスト教に初めて出会う方、キリスト教を学び直したいと希望されながら、教会にいらっしゃれない方にも、お役立ていただければと思います。



バナースペース

オリエンス宗教研究所

〒156-0043
東京都世田谷区松原2-28-5

TEL 03-3322-7601
FAX 03-3325-5322
MAIL


オリエンス宗教研究所